騰落レシオで相場の過熱感を測ろう!

相場は上げすぎると下げ、下げすぎると上げるもの

中国の占い、易経では「陰が極まれば、陽に変じ、陽が極まれば陰に変ず」といいますが、株式相場も「上げが極まれば、下げに転じ、下げが極まれば上げに転ず」という性質があります。[adsense]

ですので、相場全体が上げすぎているなと思ったら、いったん売っておき、下げすぎているなと思ったら買うことで利潤を得ることができるのです。では、相場の過熱感はどのように感知したらいいのでしょうか?

相場は上げ下げを繰り返す

相場の上げすぎ、下げすぎの度合いを示す「騰落レシオ」

相場の上げすぎ、下げすぎを測る場合、騰落レシオを指標として利用するのが一般的です。騰落レシオの計算式は、 過去N日間の上げた銘柄数÷過去N日間の下げた銘柄数 です。日数は、25日を使うことが多いですが、短期の過熱感を見る場合は、6日や10日も使います。騰落レシオを調べるのはこのサイトが便利です。

120を超えると過熱気味、80を下回ると下げすぎ気味

では具体的に騰落レシオがいくつになると上げすぎまたは下げすぎなのでしょうか?この感覚には個人差があると思いますが、120を超えると上げすぎ気味80を下回ると下げすぎ気味だといえます。相場が過度に過熱した場合、下げる時の勢いも大きくなることが多いです。騰落レシオが130、140といった数値になった場合、買いポジションを整理した方がいいでしょう。逆に、騰落レシオが70,60と下がった場合、市場は恐怖感に支配されていますが、勇気をもって買い始めてみましょう。リバウンドする可能性が高いです。

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