2018年は米中冷戦開始をきっかけとした下げ相場になったが、この展開を予測できていたかどうかは、普段見ていたニュースサイトや新聞の政治的スタンスによって異なるのではないだろうか?
保守系のメディアでは、トランプが中国包囲に動くであろうことは政権発足時から言及されていた。一方、日本の左派メディア、中道メディアではそのように言及されていたとは思えない。
保守系メディアは、一般的にリアリズムに基づいて、事態が悲観的に展開した場合の事もシュミレーションをするものである。したがって、保守系メディアの読者には、2018年の展開には驚くような要素はなかった。
しかし、リベラルなメディア、左派系のメディアは、一般的に冷戦を含む戦争の可能性からは目をそらしがちである。さらに日本のリベラルなメディアは、中国に甘い。
また地上波テレビの報道は外交や安全保障にさかれるリソースが非常に小さく、世界政治の展開を予想する材料としては不十分である。
世界政治の展開がそのまま地合いの変化に直結することから、株式投資を行うのであれば、保守系メディアにも目を通したほうがよい。
主な日本語の保守系メディア
産経新聞(新聞、ウェブサイト)
zakzak(ウェブサイト)
虎ノ門ニュース(youtube)
奥山真司の地政学・リアリズム「アメリカ通信」(youtube)
月刊HANADA(月刊誌)
月刊WiLL(月刊誌)
月刊正論(月刊誌)
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