優待をもらって稼ぐ!

株主優待をもらって楽しみながら投資を続けよう!

株主優待とは、企業が株主に渡す配当以外のプレゼントのことです。プレゼントの中身はさまざまで、クオカードのような金券、お米などの食べ物、自社サービス割引券などがあります。[adsense]

一部の企業が、おもに下記の目的で株主優待を実施しています。

  1. 株価を高く安定させるため
  2. 自社の商品を知ってもらうため
  3. 株主数を増やすため

以下、具体的に説明していきましょう。

株主優待には株価を安定させる効果がある

株主優待をもらった株主は、株主優待の金額以上に優待に対してお得感を感じることがあります。50円の配当を出す企業より、25円の配当と25円分の優待を出す企業の方が、株主に人気があることが多いです。これはおそらく、株主優待がお金でないことから、株主優待が、株式投資の外から生じた臨時所得のような錯覚を与えているからかもしれません。また、株主優待目当てで株を買っていて、多少の値動きでは株を手放さない投資家も多くいます。さらに、企業によっては、優待をもらう条件として長期保有を課している場合もあります。これらの効果があいまって、株主優待には、株価を高く安定させる効果があるのです。

株主優待で自社商品を紹介し、ファンを増やす

株主優待の多くは、自社商品や自社サービスの割引券です。これによって、株主に自社の商品やサービスについてより知ってもらい、ファンを増やすことができます。

優待は株価を高く保つのを助ける

優待で株主数を増やし、東証1部を目指す!

株式市場にはさまざまな市場があります。東証1部、東証2部、ジャスダック、マザーズ、名証、福証、札証などです。この中でもっとも権威があるのは、東証1部です。東証1部に上場すると会社の信用があがり、ビジネスがしやすくなります。もちろん株も買われやすくなります。というわけで、成長している企業は、東証1部を目指すことが多いのですが、東証1部に指定されるためには、株主数が2,200人以上いなければなりません。株主を増やすために利用されるのが、株主優待の導入です株主優待を行うことで、個人株主の増加が見込まれるのです。

ここから、逆に次のような推論も可能です。今まで株主優待をしていなかった企業が、急に株主優待を始めた場合、東証1部に上場をもくろんでいるのではないか?と。東証1部に上場すると株が買われやすいですから、優待を導入した企業を、東証1部に移行しようとしているものと推測して、先回りして株を買っておくというのも値上がり益を稼ぐ手段となりそうです。

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