投資は複利で利益を伸ばせる!

資産の増加スピードが圧倒的に速い複利

投資から得る利益には単利複利があります。単利とは、最初の元本に対して利益が増えていくものです。たとえば、元本が100万円で利益率(利子率)3%で10年間運用した場合、利払い日ごとに3万円の利子をもらうことができます。10年間のトータルの利益は3万円×10=30万円となります。

これに対して複利とは、元本と利益に対して新たな利益が加算されていくものです。同様に100万円を利益率(利子率)3%で10年間運用した場合の利益は100万円×1.03^10-100万円=34万円となり、単利の場合の利益をはるかに上回ります。[adsense]

株式投資は、毎年プラスの利益を積み重ねて、その利益をさらに投資に振り向けていけば、複利効果で圧倒的に高いパフォーマンスを出すことも可能です。

銀行預金の複利と株式投資の複利の違い

銀行預金の中にも複利のものがあります。では、複利の銀行預金と複利的に増えていく株式投資では何が違うのでしょうか?

銀行預金の利回りは圧倒的に低い

現在、銀行預金は、利回りが高いものでさえ、0.5%に満たないです(2015年1月現在)。銀行の利息だけで500万円を稼ぐには、利率が仮に0.5%だとすると500万円÷0.005=10億円が必要です。利息だけで暮らせるようになるには相当の元手が必要です。

一方、株式投資の利回り(利益率)はどうでしょうか?株価は一日で1~2%動くことは普通です。何か大きなニュースが出た場合は、10~20%も動きます。ですので毎年安定して稼いでいる投資家は年間の利益率が30%ほどあることがざらです。仮に100万円で投資を始めて、年間30%の利益を出し続けた場合、9年後に資金は千万円を超え、18年後に1億円を超えます(0.5%の銀行預金的な利益率で18年間運用した場合、100万円が118万円になるだけです)。また、利益を500万円稼ぐには、30%の利益率だと、500万円÷0.3=1,666万円の元手で足ります。

株式投資のリターンはあらかじめ確定していない

銀行預金は利息の額が確定しています。それに対して、株式の利益は確定していません。また、株式投資はリターンがマイナスになることもあります。つまり損をすることもあります。ですので、株式投資は余剰資金で行う必要があります。生活資金や結婚資金、こどもの学費などを使うのは慎まなければいけません。

株式投資はレバレッジを効かせることができる

株式投資は信用取引を利用して、レバレッジを効かせることができます。レバレッジを効かせる、というのは、簡単にいうと実際に自分が持っている資金よりも多くの資金を運用できるということです。日本の証券会社では、自己資金のおよそ3倍の資金を運用することができます。レバレッジを効かせると、大きな損失をこうむる可能性もありますが、大きな利益を得る可能性もあります。

一方銀行預金の場合、他社から資金を借りて預金をしても赤字になってしまうので、レバレッジを効かせることはできません。

  1. 資産を増やす鍵は高い利益率と複利

    資産を増やす鍵は高い利益率と複利

労働のリターンは複利で増えていかないし、上限がある

学校を卒業した多くの人は働いて収入を得ています。では、この収入=給料の伸びは株式投資の利益とどう違うのでしょうか?

通常の会社員は固定給として決まった金額の給料を毎月もらっています。会社への貢献や能力の向上が認められれば、たいてい年に1回給料が増えます。しかし役職につくなどしない限り、多くの場合、昇給額は微々たるものです。大学卒業後、新卒で入社した会社員の給与は300万円程度のことが多いかと思いますが、仮に定年までおよそ40年勤めて、部長まで出世したとしても年収1,000万円いけばいいほうです。

投資を併用して資産を増やそう

労働だけでは資産の伸びには限界がある!

一方で株式投資で40年間利益を出し続けていった場合(実際の投資生活においては、マイナスの年もあるのが普通ですが)はどうなるでしょうか?先ほどの例を使用すると(100万円でスタートして毎年30%の利益を出す)、39年目に資金は278億円、40年目には資金が362億円となります。1年目のリターンはわずか30万円でしたが、40年目のリターンは84億円(362億円-278億円)となります。とてつもない数値ですが、これが複利の力です。労働は一般的に複利のように収入を大きく伸ばすことはできません。給料収入は3,000万円を超すのは難しいと思われます。

株式投資で利益を得るのは、起業して成功することに似ている

自分で会社を興して成功すると、株式投資のように高い利益率で複利で資産が増えていきます。世界の長者番付に入っているお金持ちはたいてい自分で会社を興して成功した人です。自分で起業した人も、株式投資をしている人も、企業の株式を所有するという点では一緒ですね。しかし、起業して成功するのと、株式投資で成功するのとでは以下のような違いがあります。

  1. 起業して成功する確率は、株式投資で成功する確率より低い
  2. 起業して成功するには、元手となる【お金・経験・知識】などが株式投資よりも多く必要
  3. 起業して成功するためには、通常ひとよりたくさん働く必要がある。株式投資は一日あたりに要する時間は通常さほど多くない
起業はハイリスク・ハイリターン

株式投資は起業よりもカジュアルに資本を所有することの果実を味わえる。

株式投資は銀行預金よりハイリスクハイリターンですが、起業は株式投資よりハイリスクハイリターンです。
起業>>株式投資>>銀行預金
このサイトでは、凡人でも成功する可能性が高い株式投資をおすすめします。

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