証券口座は簡単に開ける
ここではSBI証券を例にして、口座の開設方法を紹介いたします。まずは、SBI証券のウェブサイトを開きます。
口座開設はこちらをクリックします。
入力欄に名前、生年月日、性別、電話番号、メールアドレス、住所を入力します。
特定口座を源泉徴収ありで開設する
特定口座のところは、「開設する(源泉徴収あり)」を選ぶのがいいと思います。これを選ぶと、株式取引により利益が出た際に、証券会社が自動的に税金を徴収してくれ、確定申告をしなくてもよくなります。源泉徴収の有無の長所・短所をかんたんにまとめると下記のようになります。
源泉徴収ありの長所・短所
- 長所 税金の払い漏れがない。
- 長所 確定申告する手間を省ける
- 長所 確定申告しないので住民税や国民健康保険税が増えない
- 短所 利益確定するたびに税金分のお金が減ってしまう。
源泉徴収なしの長所・短所
- 長所 税金が後払いなので、その分を投資に向けることで投資収益を高めることができる
- 短所 確定申告をする手間がかかる
- 短所 確定申告をすることで、住民税や国民健康保険税が増える
- 短所 利益を出した翌年の1月や2月に大損すると、税金を払う原資がなくなってしまうことがある。
いかがでしょうか。資金や収入、取引のスタイルにもよりますが、源泉徴収ありの方が一般的にはおすすめできると思います。[adsense]
NISAは申し込んだほうがよい。FX口座はどちらでもよい
NISAというのは、1年間につき、100万円の投資については、利益を非課税とする制度です(2016年から、120万円に増額される見込みです)。これは申し込んだ方がいいでしょう。
次は、外国為替保証金取引、通称”FX取引“です。FX取引は、為替がほかの為替に対して強くなるか弱くなるかを予想する投資です。一見、簡単そうに見えますが、多くの投資家が株よりも難しいと敬遠しています。しかし、FX取引が株式取引の保険となることもありますので、一概に不要とも言えません。FX口座は申し込んでも、申し込まなくてもいいと思います。
次の質問は、申し込み者やその家族が、金融証券取引業者勤務かどうか、反社会的勢力に属していないかどうかです。ご自身の状況に照らしてご回答ください。
預り金自動スィープサービスは申し込まない方がよい
最後は、住信SBIネット銀行との預り金自動スィープサービスを申し込むかどうかです。
これは、簡単にいうとSBI証券に入っているお金のうち、投資に回していない分を住信SBIネット銀行に自動で預けて、金利をもらうことができるサービスです。上限を定めれば別ですが、これを行うと、即金取引ができなくなる(また別途説明いたします)ことがあります。また、再三もうしていますように、今、銀行の預金利息は非常に低いです。ですので、このサービスは申し込まないことをおすすめします。画面下の「次へ」をクリックします。
次は、各種規定の確認です。目を通した後に、「私は、以下の規定類を確認、同意の上、口座開設を申し込みます」にチェックを入れて、画面下の「確認画面へ」をクリックします。内容を確認した後、申し込みが完了となります。
この後、SBI証券から、口座番号やパスワードなどが記載された書類が送られてきます。同時に、包括告知書等(印鑑届出書)が送られてきますので、それらに記入捺印をし、本人確認書類を同封のうえ、返送します。その後、SBI証券が書類を審査し、問題がなければ、SBI証券からEメールが届き、確認が完了したことがお知らせされます。口座に入金後、取引が可能となります。
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