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なるべく流動性の高い銘柄を取引しよう

流動性

流動性が高い/低いとはどういう意味だろう?

株式投資において、「流動性が高い」とは出来高(売買数量)が十分にあることをいいます。

買いたいと思った時にその銘柄を売ってくれる売り手がおり、売りたいときにその株を買ってくれる買い手がいる、ということです。逆に「流動性が低い」というのは、出来高が十分にないことをいいます。買いたいときに十分な売り注文がなく、買いたい量を買い付けるのに苦労する状態、売りたいときに十分な買い注文がなく売りさばくのに苦労する状態です。[adsense]

各投資家の資金量によって、買いたい金額や売りたい金額は違いますので、ある銘柄の流動性が高いか低いかは、各投資家の価値観によって変わってきます。流動性の高低について、客観的な指標があるわけではありません。

なぜ流動性が高い銘柄の方がよいか?

なぜ流動性の高い銘柄がいいかをもう一度まとめてみますと

となります。逆に流動性の低い銘柄を取引する際の短所は、

です。流動性の低い銘柄を取引するのは、その銘柄に上記の短所を補って余りあるよさがある場合にしましょう。または小ロットの取引にしましょう。

流動性の有無を調べる

実際に流動性があるかないか調べてみましょう。

①証券口座にログインして調べる

流動性の有無を調べる一番簡単な方法は、証券口座にログインして、調べたい銘柄の売買板やチャートを表示してみることです。下記の参考画像を見てください。売買位単位は1,000株です。売り注文は5単位、買い注文は8単位しかありません。これでは、10単位(10,000株)買うのでさえ大変です。

同銘柄のチャートを表示してみると、チャートの線がとぎれとぎれになっています。こういったチャートになるのは、取引量が少ないからです。

②ヤフーファイナンスで流動性を調べる

ヤフーファイナンスを使って、具体的に過去の出来高を調べることができます。ヤフーファイナンスのページを開いたら、検索窓に調べたい銘柄のコードを入力して、株価検索をクリックします。

メニューの中から、「時系列」を選びます。

各営業日の出来高が表示されます。これが、その営業日に取引された数量です。

出来高が少ない銘柄を大量に売買すると相場操縦を疑われることも

出来高が少ない銘柄を継続的に売買すると、高関与率から相場操縦を疑われることがあります。高関与率とは、特定の銘柄の売買に高い頻度で関与し価格形成に影響を与えることです。相場操縦と認定されると刑事罰を受けることになります。十分に注意しましょう。

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