株式投資、とくにファンダメンタル投資はコツコツと真面目に勉強をしてきたガリ勉(受験勉強エリート)に向いている。
その根拠を以下述べてみたい。
受験勉強は下記のようなステップで進む。
- 教科書や参考書で公式などを覚える
- 練習問題を繰り返し実力を上げる
- テストで高得点を取る
- 次のステップに進み、より高度な内容を学ぶ
これはファンダメンタル投資においても同じである。
- 株式投資について書かれた本を読み、基本セオリーを覚える
- 適時開示を読み、投資を実践してみてフィードバックを受ける
- 実際に幾ばくかの成功体験を積む
- さらに詳しい投資法を模索し実力を上げる
ファンダメンタル投資においては、さまざまなセオリーが書籍化され、あるいはブログに書かれているので基本的な考え方は独習できる。あとは、適時開示やニュースなどを読みつつ実際に投資をしてみて、フィードバックを受け、実力をあげていくのである。
株式投資においては、長期的には運の要素はほとんどない。実力がパフォーマンスを左右する。
ファンダメンタル投資は、常に情報をアップデートしていかなければならない。その意味では継続的な努力が必要とされる。継続的な努力、反復は受験勉強エリートにはお手の物ではないだろうか?
なので筆者は受験勉強が得意だった人にこそ株式投資を勧めたい。特に、高学歴なのに意に反して収入が低い人にこそやってもらいたい。